わんちゃん（犬）の目の疾患①
わんちゃん（犬）は嗅覚や聴覚に較べて、もともと視力の弱い動物です。わんちゃん（犬）の目の病気として最も多いのは外傷です。目に痛みがあるとわんちゃん（犬）は目を瞑ることが多くなります。
また、さまざまな眼病は目が飛び出している種類のわんちゃん（犬）に多いようです。犬種によって起こりやすい目の疾患が違います。
例えば、ペキニーズやシーズー、チワワなどにわんちゃん（犬）の目の病気が多く見られます。
チャウチャウやコッカー・スパニエルなどの犬種には眼瞼内反症や外反症などがよくみられます。マルチーズやプードルという犬種には涙やけ（涙管閉塞）などは￥が良く起こっています。また、けんかやものにぶつかること、まつげの刺激で、角膜炎や結膜炎が起こります。そんなときにはわんちゃん（犬）の目が赤くなり腫れるなどの症状がでます。
また白内障､緑内障などもわんちゃん（犬）に良く見られる病気です。わんちゃん（犬）の白内障は本来はわんちゃん（犬）の透明な水晶体が白く濁り､わんちゃん（犬）が物が見えにくくなる病気となります。わんちゃん（犬）のホルモンの異常や中毒が原因となることもありますが大半はわんちゃん（犬）の老化によるものです。わんちゃん（犬）の緑内障は眼圧が高くなり視神経を圧迫する疾患です。
上記のような目の疾患にかかると、わんちゃん（犬）の目の色が赤くなったり､または目全体が膨らんできたり､角膜の表面が雲がかかったようにもやもや見えます。わんちゃん（犬）が目を瞑っていたら要注意が必要です。できるだけ早く専門医の受診を受けることをおすすめしますのでわんちゃん（犬）の苦しみをとってあげてください。